メールセキュリティブログ by サイバーソリューションズ株式会社

「J-LIS 地方自治情報化推進フェア2023」レポート

作成者: サイバーソリューションズ|Oct 10, 2023 11:53:16 PM


地方公共団体情報システム機構(J-LIS)主催の展示会「J-LIS 地方自治情報化推進フェア2023」の伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)ブースに出展しました。



このイベントは、2023年10月5日(木)・6日(金)に幕張メッセ 展示ホール9~11とLive配信で「デジタルでつながる地方の未来」をテーマに開催されました。

有識者及び実務者を登壇者に招いたセミナーや自治体DXを推進する幅広いサービスの出展などがあり、自治体および自治体をクライアントに持つベンダーの方々が全国から情報収集に訪れにぎわいました。


J-LIS 地方自治情報化推進フェア2023

開催概要

日時:2023年10月5日(木)・6日(金)
会場:幕張メッセ 展示ホール9~11 (千葉県千葉市) / オンライン配信あり
主催:地方公共団体情報システム機構(J-LIS)
後援:総務省、デジタル庁、全国知事会、全国都道府県議会議長会、全国市長会、全国市議会議長会、
全国町村会、全国町村議会議長会、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

テーマ:「デジタルでつながる地方の未来」
イベントURL:https://fair.j-lis.go.jp

講演 10/5(木)

 DXを用いた地方創生 ―誰もが暮らしやすい倉敷市を目指して―
 岡山県倉敷市長 / 伊東 香織氏

 デジタル・ガバメントの推進について
 神奈川県横須賀市 経営企画部次長 兼 デジタル・ガバメント推進室長 / 寒川 孝之氏

 AIなどデジタル技術の活用に向けた法制度解説
 東京大学大学院法学政治学研究科教授 / 宍戸 常寿氏

 地方自治体におけるデータ利活用取組み戦略
 一般社団法人リンクデータ代表理事 / 下山 紗代子氏

 【J-LISセミナー】LGWAN-ASP 参入セミナー
 地方公共団体情報システム機構/総合行政ネットワーク全国センター システム部

講演 10/6(金)

 自治体情報システムの標準化・共通化等について
 総務省 自治行政局 住民制度課 デジタル基盤推進室長 / 名越 一郎氏

 最新AIと未来ビジョン
 メディアアーティスト
 メディアアーティスト / 落合 陽一氏

 ガバメントクラウドの現状と今後の見通しについて
 デジタル庁 戦略・組織グループ 特命担当参事官 / 浅岡 孝充氏
 山形県村山市 政策推進課 デジタル政策係 主任 / 八鍬 直紀氏
 神奈川県相模原市 市長公室 DX推進課 主事 / 髙橋 釈成氏

 自治体窓口DX「書かないワンストップ窓口」の現状と展望
 デジタル庁 戦略・組織グループ 特命担当参事官 / 浅岡 孝充氏
 徳島県東みよし町 総合窓口課 課長 / 藤原 和代氏
 岐阜県飛騨市 総務部総務課 係長 / 松井 洋子氏
 兵庫県丹波市 生活環境部市民課 主事 / 鈴木 タリネ氏
 静岡県浜松市 デジタル・スマートシティ推進部デジタル・スマートシティ推進課 / 村越 功司氏


サイバーソリューションズ株式会社の出展ブース



弊社はパートナーである伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)ブース内にて出展、佐賀県・宝塚市・伊丹市・大田区など多くの自治体で導入いただいている下記サービスを紹介しました。

・統合型メールセキュリティ「MailGates
 総務省セキュリティガイドラインに準拠したメールセキュリティサービスです。EMOTET対策・ランサムウェア対策・情報漏洩対策としてメール送受信時のセキュリティを強化できます。

・Webメール搭載メールサーバ「CyberMail

 総合行政ネットワークLGWAN環境下で利用できるセキュリティの高いメールサーバです。メールの運用を効率化し、DXを推進することができます。

・メール&チャットアーカイブ/監査「Enterprise Audit

 送受信する全てのメールを削除・改竄不可の状態で常時、全件保持するメールアーカイブ・メール監査システムです。



遠方からスーツケースを引いて来場し、展示会場をくまなく回っている方も多く、自治体向けのオフラインイベントの重要性が高いことをあらためて実感しました。また、来場者は自治体だけでなく、自治体をクライアントにするベンダーの方も多く見られました。

個人情報や機密情報を多く扱う自治体の業務では、誤送信やランサムウェア被害などが多発しているため、メールセキュリティについての関心度は非常に高く、ブースでのご案内では熱心な質問や意見で積極的に情報収集される方が目立ちました。

お話した自治体の方は「この数年でメールの受信対策を強化したが送信対策・情報漏洩対策の方はまだまだ不十分」という悩みが共通する傾向がみられました。送信対策について、実際の自治体での事故事例や、利用ユーザーのリテラシー頼みにせずにシステムでセキュリティレベルを統制していく対策の重要性と具体的な方法をお伝えしました。

全国から来場した自治体関係者と対面で会話し、ニーズや悩みをお聞きしたり、メールセキュリティの最新トレンドと対策ソリューションの紹介をすることができ、充実した2日間の出展になりました。





サービス詳細や事例などを知りたい方はお気軽にお問い合わせください!
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関連する自治体向けメール・メールセキュリティ導入事例


【東京都大田区】
『CyberMail』・『MailBase』を導入  2023年9月中旬より稼働開始予定
メールの運用効率化、メール監査の整備により、庁内のDX推進に寄与 (2023年9月19日)
https://www.cybersolutions.co.jp/news/20230919/

【茨城県五霞町】
『CYBERMAILΣ-ST』を導入から10カ月の成果
メールの添付ファイル確認作業を年間で約25,000時間削減
対策コストは内部サーバでの実装に比べて4割削減 (2023年2月15日)
https://www.cybersolutions.co.jp/news/20230215/

まとめ

サイバーソリューションズは今後もこのようなカンファレンスに参加し、セキュリティの知識やスキルを更に高め、日本企業に安全なビジネスコミュニケーションを届けていきたいと思います。

メールセキュリティに関するセミナー登壇や記事執筆も積極的に行っていますのでこちらのフォームからご相談ください。